2017年6月4日改編
マレーシア(特にジョホール)のタクシー環境はあまりよくありません。
流しのタクシーは必ずと言っていいほど、メーターがついていても料金交渉が必要。
で、人の弱みに付け込んで、そんな遠くに行ったら帰ってくるのが大変だからとか渋滞してるからという理由で、メーター料金の倍近い料金を吹っかけてきます。
さらに、ちょっと人気のない地域に行くと、タクシー自体が居ない(涙)。
ということで、配車アプリは必須アイテムです。
現在、広く使われているアプリは2つ。
GRABとUBERです。
正規のタクシーを配車できるアプリとしてメジャーなのがGRAB(旧MY TEKSI)で、一つのアプリの中に、正規タクシー赤、青、白タク(一般人の自家用車)、シンガポールへの越境乗り合わせが選べます。
一方、白タク運用だけに特化しているのがUBER。
それぞれの白タク配車の特徴は。。。
GRAB
- オファーをかける範囲が比較的狭いので、車が決まってから、到着までが早い。
- その裏返しで近くに車がおらず、オファーがかけられないことも。
- 料金はオファー時に固定で決まるため、道を間違ったりしても料金が高くなったりしない(渋滞度によって時間帯により料金は変動)。
- そのため、寄り道してもらいづらい。(予約時に立ち寄りポイントを指定することができるようになりました)
- 正規タクシーも同一アプリで配車可能なので、白タクが見つからないときや割高な時間帯に便利。
- 配車場所や降車場所の指定がアプリに登録された地点のみで、登録されていないお店などは選べない。→google mapを使うことで解消されるのが分かりました(2017年10月追記)。参照:Grabの不便解消裏技 | JOHOR LIFE
- 料金に有料道路のToll Feeは含まれていないため、支払い時に追加して請求される。
UBER →2018年4月より、マレーシアをはじめとする東南アジアエリアではUberのサービスは撤退しており、同様のサービスを提供するGrabのみになっています。
- オファーをかける範囲が広いので、10分以上待つことも。
- その代わり、車の少ない地域でも、待てば車が見つかることも多い。
- 時間距離制なので途中で予定を変更してどこかに立ち寄ったり、降車場所を変えたりするのが簡単。
- 車が少ない時間帯は料金が○倍、ということがよくある。
- プロモーションコードを事前に入力しておけば、配車時に操作不要で割引が適用される。
- UberXLという設定があり、大型車を選んで配車できるので、大人数で利用時に便利。
広告
それぞれ特徴があるので、どちらが良いか、というのは一概には決められません。
行先や用途に応じて使い分けをした方が、無駄がありません。
また、それぞれプロモーション割引が定期的に行われているので、両方入れておいて、メリットの大きい方を随時使っていくのが良いかなあと思います。
UBERやGRABの白タクの安全性については国によっては犯罪が起こっていたりしますが、じゃあ、正規のタクシーは安全なのか?とも言い切れないのが現状。
いずれのアプリでも、乗った車の情報を第三者にメール等で送信できるようになっているので、乗車時に家族などに伝達することも可能です。
乗った車に★で評価を行い、低評価の場合は運用会社から電話がかかってきて細かい状況を聴取されます(GRABの赤タクシー場合。UBERについては未経験)。
おそらく、この後運転手に対し、何らかのフィードバックが行われるものと想像されます。
個人的な感じとしては割ときちんとした運転手が多い印象。
ただし、女性一人で乗車する際は慎重に(特に夜間)。
配車時に★が少ないなど、問題がありそうな運転手さんは容赦なくキャンセルを。
注意喚起 GrabCarでの昏睡強盗未遂(疑い)@KL | JOHOR LIFE
Uberで強盗事件(捜査中)@ミッドバレー | JOHOR LIFE
0 件のコメント:
コメントを投稿