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2016年11月27日

マレーシアでいつも気になる食品の原産地の見極め

日本でも産地偽装が時々話題になりますが、それ以上に心配なのはマレーシアの食品がどこから来たものなのか、ということ。

それでも日本の場合、国の(そこそこ)厳しい基準があり、輸入時に抜き取り検査があり、基準に合わないと輸入できないので、輸出者も輸入者もおそらく、それなりのものを選んで出荷、輸入しているものと想像できます。
じゃあ、マレーシアは?と思ったときに自分が輸出入業者だったら???と考えると、他の事象をトレースしてみて、脆弱な検査体制や公務員の怠慢、袖の下文化もありそうで、物は(日本と比べて)高く売れるわけでもないし、じゃあ、どんなものをマレーシアで売ろうか、というのはなんとなく想像がついてきます。



特に、気になるのは日本の海を挟んだお隣の大陸からやって来る食品です。

生鮮食料品は、お店の表示や、言うことを信じるしかないですが、加工食品の部類はバーコードでおおよそ把握することができます。


商品につけられているバーコードは世界基準で、頭の3桁で、どこの国から来たものかがわかります。

GS1 company prefix | GS1
バーコードのまめ知識-世界各国の国コード:バーコードシールは、バーコード屋さん

たとえば、バーコードの頭が45、49で始まっていたら、日本から来たもの、69なら中国です。
あとはよく見かけるところでは、955ならマレーシア、880なら韓国、885ならタイ、888ならシンガポール。

ただ、一つ注意しないといけないのは、このバーコードでの見極めは原産国を示しているものではなくて、どこから来たか、ということ。

つまり、日本のメーカーが、中国で作っても材料を外国から輸入して日本で作っても、日本に所在地を置く会社が依頼して作ったものであれば、日本の国番号のバーコードがつくことになります。
なので、45、49のバーコードでも「原産国中国」というのはざらにありますし、日本製造でも原材料が外国だったり。
諸外国も同じで0(アメリカ)で始まっていても「made in Mexico」とか、888(シンガポール)で始まっててもマレーシア製とか。

JANコードの国コードと原産国について | 一般財団法人流通システム開発センター

しかし、おそらくこの逆はあまり無くて、中国のメーカーが日本で作ったものを中国で売るためにわざわざパッケージしなおして69のバーコードを付けることは考えにくい。

と、いうことで、原産国の見極めは、、、、

  • バーコードである程度産地を絞り込み、気になる国番号のものは排除する
  • 買ってもいいかなあと思う国番号のものは表示をよく見て産地を見極める
というポイントを押さえていけば、完全ではないにしても、かなりの確率で原産地を絞り込めます。


生鮮食料品はマメに産地を確認する習慣をつけると、マレーシアではどんな野菜が生産されていて、どんなものが輸入せざるを得ないかがわかるようになりますし、お店によってどこの産地の物を扱うかわかるようになってきます。



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