調理してみました。
半分にカットしたところ。
皮と真ん中の芯、芯の周りのスカッとしたところは取り除きます。
このパンの実、あくがすごいのです。
枝から切った瞬間から、白いあくが出てきます。
すごいベタベタでまるでマツヤニのようなベタベタがそこらじゅうにつくので、ご注意を。
ミクロネシアでは皮付きのまま屋外で石焼の蒸し焼きにして焼き芋のような感じにして食べることが多いですが、煮てもねっとりめのジャガイモの様で美味しいです。
煮物に使う場合は箸が通るくらいまで下ゆでしてから使います。
今回は、日本人らしく?和風に仕上げました。
マレーシアでは日系スーパーに行くとみりんが普通に手に入るので、普通に煮ればよいのですが、今回はちょっと趣向を凝らし?ココナッツジュースを使います。
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ココナッツってすごいと思うのは、ココナッツミルクにするとすごい南国風味なのに、フレッシュなココナッツジュースは全然ココナッツの風味は無いので、この透明なジュースに醤油を足すと、完全に和風の煮物の割り下のような感じになります。
今回は干しシイタケの戻し汁を足して、鶏からも出汁が出るので、だしの素も不要。
材料
- ココナッツジュース300mLくらい
- 干しシイタケの戻し汁30mLくらい
- 醤油 味を見ながら適量
- 肉・野菜各種(お好みで)➞今回はニンジン、インゲン、干しシイタケ、鶏肉、パンの実です
作り方
- パンの実は適当なサイズに切って下茹でしておく
- 干しシイタケは水で戻しておく
- ココナッツジュース、干しシイタケの戻し汁を鍋に入れ、味を見ながら醤油を加えて加熱する。
- 沸騰したら小さく切った肉を入れ、続いて野菜を加えて煮る
とっても簡単なので、是非お試しください。
しかしながら、今回のパンの実はちょっと未熟だったようで不発。
もっと大きく育ったのを買わないとだめですね。
カットしている段階で皮を切っても青いなあとは思ったのですが。。。
パンの実本来のホクホクもっちり感があまりありませんでした。
今後も美味しいパンの実を探します。
後述:マレーシアなどでパンの実を利用するときは未熟なものが好まれるよう。ちょっと残念。
補足:ぷるっとしたフレッシュココナッツの白い実の部分は適当な大きさにこそげてわさび醤油で食べると甘めのイカ刺しの様で美味ですよ~。
美味しいイカの入手が難しい南国での代用食としてこちらも騙されたと思って(だましてませんけど)お試しください。
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