奈良の紅葉時期の観光バスパンフレットを見ていたら、気になるお寺があったので行ってみました。
正暦寺というお寺。
菩提山真言宗 大本山 正暦寺
奈良市内とは言ってもかなりの山間で、昔は人里離れて修業のためのお寺がたくさん立ち並んでいたエリアなのだそう。
紅葉シーズンのみ期間限定の路線バスと観光バスが細い山道を上がって来るようなので、その直前に訪問しました。
(きれいな紅葉の写真はお寺のHPでじっくりご覧ください)
国道から脇道に逸れ、さらにかろうじて行きかわせるくらいの山道を上がっていきます。
途中、徒歩で山から下りてこられる方数名とすれ違いながら、車が行き交わせなくなる直前でお寺の方がトランシーバーを持ちながら交通整理。
しばらく行くとお寺の駐車場に到着です。
とにかく、空気が澄んでいて気持ちいい~!
駐車場から少し歩くとこんな碑が。
ここは日本酒発祥の地と言われており、1月になると現在もお酒の仕込みが行われています。
ここで作られたお酒の元(酒母)は地名になぞらえ菩提酛と呼ばれており、奈良県内のいくつかの酒蔵でこれを基に仕込んだお酒が作られています。
清酒発祥の地 | 菩提山真言宗 大本山 正暦寺
お寺でも買えますが、市中の販売店でも見かけます。 |
ラベルの上に貼ってある菩提酛のシールが正暦寺由来の証 |
境内と紅葉の美しいお庭のある福寿院は拝観有料ですが、せっかくここまで来たら是非。
車で下山する際の景色がとても良かったのですが、停まって眺める場所が無いので、じっくり景色を堪能したい方は、麓からのハイキングがお勧めです。
0 件のコメント:
コメントを投稿