イギリスの7歳の女の子がエジプト旅行の際に腕にヘナタトゥ(メヘンディ)をしたら、模様の形に水ぶくれができてしまったとのこと。
元記事はこちら
Black Henna Tattoo Gives 7-Year-Old Chemical Burns - Simplemost
ヘナタトゥというのはヘナという植物を粉状にしたものを水などで溶いて用いるボディペインティングの一種で、刺青とは違ってしばらくすると自然と退色するため、最近は若者がファッションの一環として気軽に行うことも多いようです。
マレーシアでもインド系、マレー系が宗教上のイベントの一環で腕などにペイントしているのをよく見かけます。
画像検索すると、痛々しい画像が一杯。
black henna allergy - Google 検索(痛々しいのが苦手な方は見ないでください)
水ぶくれの原因はインスタントヘナに含まれるPPD(パラフェニレンジアミン)。
ヘナだけだと皮膚でも髪でもオレンジっぽく染まるのですが、それを茶~黒っぽくするのと、染色時間を短縮するために添加するのがPPDで、ヘナの染髪剤も、インスタントヘナ、クイックヘナ、ブラックヘナと書かれているものはPPDが含まれているものがほとんどです。
パッケージを見ると、成分にPPDとかp-phenylenediamineと書かれていたり、成分にははっきり書いていないけれど、断り書き的にPPDは○%以下しか含まれてませんとか書かれています。
マレーシアで売られている洗髪用ヘナで、20~30分位で染まる、と書かれているものは私が見た限りすべてPPDが含まれていました。
ヘナタトゥ用のチューブに入ったものは成分にナチュラルヘナと書かれており、ニュース記事によると、マレーシア当局はマレーシアのヘナは安全であると言っていますが、どこまで信じるかはあなた次第。
少なくとも、ブラックヘナは気を付けた方が良いのではないかと思います。
かぶれの原因はアレルギー性の接触性皮膚炎で、すべての人にこの作用が起こるわけではなく、wikipediaによるとアメリカの調査で発生率は5%。
実際、私もPPDの入っている染髪剤を使ったことがありますが、問題は起こってません。
ただし、アレルギーであるため、今まで大丈夫でも突然症状が出る場合もあるため、使わなくて済むなら使わない方が良いと思います。
特にヘナタトゥは皮膚に原因物質が長期にわたり残存し、直射日光もあたるので染髪以上に皮膚炎の原因になりやすいと言えます。
少しでも違和感やかゆみが出たら速やかに洗浄し、水ぶくれが出来たら医師による治療が必要ですので、皮膚科を受診するようにしてください。
マレーシアではヘナタトゥが安く手軽にできるので、やってみたいという方も多いと思いますが、十分配慮の上、行ってください。
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