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2017年8月28日

シンガポールの持ち込み品に対する税金にびっくり。

シンガポールの持ち込み規制の厳しいと言われているのは、前述の持ち込み禁止品だけでなく、持ち込みに対する税金と罰金が非常に高いため。

まず税金についてまとめます。



シンガポールで海外から持ち込む物に対して申告が必要で課税されるのは

  • GST(新品の買い物全般。日本の消費税のようなもの):価格の7%
  • アルコール :種類によって規定
  • タバコ :普通の紙巻きたばこは1本S$0.388+GST
  • 自動車・バイク
  • ガソリン類

です。
参照:Declaration and Payment of Taxes


旅行者に対しては一部免税枠があります。


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免税について

日本だと海外に行く=海外で宿泊して帰って来るイメージですが、越境通勤や買い物が日常的なシンガポールでは海外での滞在期間に寄って免税の対象が変わってきます。

GST:海外での滞在期間が48時間以上→S$600の買い物まで免税
            48時間未満→S$150の買い物まで免税

アルコール:海外での滞在期間が48時間以上でないと免税になりません。

また、シンガポールのワークパーミットや雇用パス、学生ビザ、帯同パス、長期滞在パスの保有者はGST免税の対象にはならないため、海外から(日本でもマレーシアでも)買い物をして持ち帰った場合は基本的にGST7%が課税されます。
(免税対象は海外からの旅行者、シンガポール国民、永住権保有者のみ)

なんと!
シンガポール駐在員さんは、ぜっかく日本で非居住者枠で消費税分免税にしてもらっても、マレーシアでお得な値段で買い物しても、結局シンガポールでGST取られてしまうのですね~。

参照:Declaration and Payment of Taxes

アルコール

スピリッツ(濃いお酒)、ワイン、ビールに区分されていて、各1Lまたはワイン2L+ビール1L、ワイン1L+ビール2Lまで免税になります。
但し、マレーシアからの持ち込みの場合は免税枠はありません
免税枠を超える分は関税(+おそらくGSTも)がかかります。

タバコ

免税枠は無く、1本から課税対象です。
課税されるのは関税+GST。


例えば、S$700分のPCを買って持っていくと(新品)S$49のGST、免税範囲を超えて日本酒を持ち込んだ場合1L当たりS$13.2の酒税(アルコール度数15%で計算)、タバコを20本持ち込めばS$7.66のたばこ税がかかります。
→関税額リスト:List of Dutiable Goods

しかも、これらをマレーシアの市中で購入した場合はマレーシアでもGST、酒税、たばこ税がかかっており、それをシンガポールに持ち込む際、また税金を取られることになります。


ちなみに、日本の酒税は日本酒1Lで120円(税率の高いビールでも220円)、タバコ20本で277円、消費税8%。
いかにシンガポールのアルコールやタバコの税金が高いかわかりますね。

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