原因はおそらく前日にやったヘナの染髪。
前に使っていたメーカーのものはそんなことなかったように思うのですが、今回ちょうど、新しいのを使い始めたところ。
前の製品→ヘナで白髪染め
今回の製品→JBセントラル旧市街を女子ぶら
ネットで検索すると結構、同じようなことになっている人もいます。
ただ、日本語で検索すると、好転反応とか書いている方もいますが、そんなスピリチュアルなものではなく、純粋に皮膚から色素が吸収されて、尿から排泄されたもの。
別に全身に塗りたくったわけでもないですが、尿に明らかに色がつくのですから、ちょっとびっくり。
ざっくり検索すると、製品によって経皮吸収の度合いは結構違うようで、今回使ったのは吸収がよいのですかね。
Absorption of Lawsone Through Human Skin | Henna Heals
で、気になるのは毒性、ですが、2005年のEUのSCIENTIFIC COMMITTEE ON CONSUMER PRODUCTS （SCCP） Opinion onLawsonia inermis (Henna)では安全評価のためには情報が不十分との見解。
（これより新しい情報が見つけられませんでした）
溶血の原因（下記）になったり、腎臓に色素沈着（上記SCCP opinionn）したり、という事例もあるよう。
Role of oxidant stress in lawsone-induced hemolytic anemia. - PubMed - NCBI
合成の染髪剤の中にはアレルギーの原因になるものもあり、短期的にはそれと比べると、毒性はまだまし、という感じですかね～。
尿は微量でも色が鮮明に見える場合もあるので、単回、頭皮だけの2～3時間の暴露なので、実害はないものと思います（歳も歳だし）。
しかし、体が小さい子供などは大人よりも影響が心配。
同じ理由で（胎盤移行は不明ですが）妊婦さんはやめといたほうがよさそう。
まあ、子供や若い方は白髪染めはしないでしょうが、ヘナはヘナペインティングなんていうのもあるので、気になる方はやめておいたほうが無難です。
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