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2016年7月18日

たかがシップと侮るなかれ! 日光に当たると、真っ赤になったり、爛れたり(*_*)

年中夏のマレーシア。

ゴルフやマリンスポーツ等、屋外で楽しむ方も多いですよね。

ちょっと筋肉痛になっちゃったし、湿布でも。。。

こんなことも良くあるのではないかと思います。

しかし、お気を付けください!

湿布薬光線過敏症を引き起こし、湿布を貼っていたところが真っ赤になったり、水ぶくれが出来たり、ということもあります。


有名なのはケトプロフェン(ketoprofen)という成分を含む湿布。
日本ではモーラスという商品名が有名です。
「ケトプロフェン(またはモーラス) 光線過敏症」で画像検索をすると、まあ、出るわ出るわ。
痛々しい画像のオンパレードです。

実は類似の化合物である、フェルビナク、フルルビプロフェン、インドメタシンなどでも起こる可能性があると言われていますが、検索するとほとんどがケトプロフェン由来の光線過敏症。
ケトプロフェンの湿布は発売当初より人気の湿布で、以前勤めていた病院でもよく処方されていました。
シェアが大きい分、影響も大きかったのだと思います。

このケトプロフェンの湿布は発売当初は医療用として、現在は市販薬としても販売されています。
また、湿布に限らず、ケトプロフェンは痛み止めの塗り薬としても販売されており、同じように皮膚炎が問題になっています。

日本でこの湿布・塗り薬をもらうときは、かならず、患部を日に当てないように、と説明を受けるはず。

そして厄介なのが、湿布を貼るのをやめた後もしばらく(数週間)は光線過敏症を発症することがあるため、注意が必要です。

これらの成分を含む外用薬は海外でも医療用で使用されているようなので、病院で処方された場合は成分を確認してください。

加えて、オクトクレリンという成分の含まれた日焼け止めと併用で光線過敏症が引き起こされた事例があり、また、オキシベンゾンという成分の含まれた日焼け止め(日本での販売は少ないのですけど)と構造が類似しているため、この成分の日焼け止めで過去に過敏症を起こしたことがある方はケトプロフェンでも(光線にかかわらず)過敏症を起こす可能性がありますのでご注意ください。


湿布による光線過敏症を防ぐために(塗り薬も同様)

  • 湿布の成分を確認する
  • 貼った部位に光を当てないようにする
  • 白い服や薄い生地は光を透過するので、濃い色の服を選ぶか、サポーター等で覆う
  • 日焼け止めで皮膚炎を起こしたことがある人は使わない
  • 湿布を貼っているとき、貼ってからしばらくの間に使う日焼け止めは成分を確認する
  • 湿布を貼らなくなってからも数か月(特に最初の1か月)は患部を日に当てないように


参考

モーラステープ 患者さん向け注意
厚生労働省 医薬品安全情報(2011年1月)


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