うまい鮨勘というのは宮城県石巻発祥の回転ずしのお店で、その昔、まだ仙台にも出店していない頃には、石巻に獲れたての魚を出している回転寿司があると話題に上るほどのお店。
仙台出店後、あれよあれよと言ううちに、爆発的にお店が増えて、既存店が霞んでしまうほどの評判を獲得。
そしてその後、「回らない回転寿司」スタイルも始め、庶民価格で食べたいだけ美味しいお寿司が食べられると大人気になったお店なのです。
他の回転寿司のお店が機械で握ったしゃりの上にビニール手袋をしたバイト君がネタを乗せているのに対して、値段もさほど変わらず、ちゃんと寿司職人さんが寿司を握ってくれ、お客さんのハートと胃袋をしっかりつかんで離さないのです。
仙台市民がどれだけ鮨勘愛にあふれているかが分かる動画がこちら。
鮨勘グループ社長のインタビュー
宮城県民にとっては鮨勘の無い生活は考えられないくらい身近なお店が、とうとうKLに登場したのです!
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庶民の私は全然ノーチェックでしたが、KLのメリディアンに入っている鮨正はこの鮨勘グループの高級店で、仙台、銀座に続く出店で、KLでも評判のお店とか。
銀座 鮨正 | senyum - セニョ~ム
鮨正は予算的に無理と言う私のような庶民でも手の届くのがこの鮨勘なのです。
もちろん、日本と比べると、ネタも米もすべてを輸入してきているため、高いのは高いですが、この雰囲気で、このクオリティのものを出してくれれば文句はありません。
この日食べたのはこちら。
上握りセットRM90+サ10% |
マレーシア来て初めてエンガワ食べましたよ~~感激です。
ランチタイムは味噌汁と茶わん蒸し、小皿、フルーツが無料で付いてお得です。
板前さんは日本の仙台から来られた方とKLの鮨正で修行されたローカル板前さん。
ローカル板前さんが1人前作る間に日本人の板前さんは2人前作ってしまいますが、ローカル板前さんの手さばきも大したものです。
そして、気になったので翌日のお昼に再訪。
鉄火丼RM65+サ10% |
そしてまた、身がプリプリで美味しい!!!
セット物やどんぶりのほか、握りや巻物を1品ずつアラカルトで注文もできますし、メニュー数は少なめですが、刺身やサラダ、焼き物なんかもあります。
この日は親方もちょうどいらっしゃり、話を伺うと、和食の方が本筋で、日本では仙台の鮨正、銀座の鮨正、KLの鮨正を切盛りされていた方と(゜o゜)。
そして忘れてならないのが、このお茶。
湯呑も日本の鮨勘と同じもので、寿司の絵柄が可愛いw。
で、また、このお茶が美味しい。
日本のお寿司屋さんのお茶です。
こちらでは是非、ホットのお茶をお飲みください。
場所はBukit BintangのLot10の4階、J's Gate Dining(伊勢丹からドア一枚挟んだ飲食フロア)。
Umai Sushikan Lot 10 - ホーム
J's Gate Dining - Facebookホーム
3 件のコメント:
おおおお、良さげですねぇ。鉄火丼が気になります。
あの場所そのものには二度行ったんですよ。でもうまい鮨勘は二度とも客がゼロ。そして私は鮨勘という日本の大本の店を知らずに、超高級店の「鮨正」が開いた新たな店だと思っていました。ということは半端じゃなく高いんだろうと・・。
今度Lot10に行く機会があったら是非行ってみますね~~。
鮨勘はもはや宮城県民のソウルフードとなっていると言っても過言ではありません!
最近は東京でも人気の回転寿司店のようです。
KL店は今回食べた鉄火丼が最安の部類で、高いのは多分マグロのいいところが入っているのでしょうが、RM200前後はします。
ブログ内で紹介した動画の前の回で、あら汁が仙台で劇的に売れた、と社長がおっしゃってました(あら汁が出せるのは魚を切身ではなく丸ごと買っている証なのだとか)が、KL店はどうですかね。
ランチのセットに付いてきた海苔の味噌汁は味噌も東北っぽくて美味しかったです。
そして、無骨な東北人らしい板前さんと対面すると個人的にはとてもホッとします。
魚にうるさいダボさんがどのくらい満足してくれるかは不安ですが、私、KLに住んでたら足繁く通いたい店です。
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