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2018年2月24日

海外から引っ越しをするために(2) 持ち込み規制品と輸送不可のもの

海外引っ越しが国内の引っ越しと違うところの一つとして、日本に持ち込みが出来ないものや、持ち込み数量に制限があるものにも注意が必要です。

飛行機の手荷物と違って、引っ越し荷物はすべての品目をリストとして添付するため、中に何が入っているか一目瞭然のため、海外旅行のようにこっそり持ち込む、ということはできません。

数量に制限があるもの

・化粧品・医薬品

引っ越し屋さんに帰国者が注意するようによく言われているのは石鹸。
何故わざわざ石鹸など持って帰る?と男性陣は思われるかもしれませんが、女性は海外のナチュラル系石鹸やコスメが好きなのですよ~。

医薬品は2か月分(処方箋薬は1か月)を限度とされていて、化粧品や石鹸は1品目24個までとされています。
コンタクトレンズなども医療機器になるため、2か月分まで。

これは「品目ごと」なので例えば石けんならA社の製品とB社の製品合わせてトータル24個。
引っ越し荷物は航空便も船便も、帰国時に実際に携行して持って帰る荷物の別送品の扱いになるため、全ての荷物合わせて1人24個まで。
つまり、船便に20個入れたら、手荷物は4個までとなります。

医薬品等の個人輸入について|厚生労働省

医薬品の中でも、麻薬・向精神薬に分類されるものは注意が必要で、必ず携行品として持ち帰る必要があります。
麻薬に関しては事前の許可取得が必要で、睡眠薬や抗不安薬などの向精神薬は1か月までは特に何もしなくても大丈夫です(1か月を超える場合は医師のレター等が必要)。

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日本に輸入できないもの

・ワシントン条約により規制されている物


知っていますか?ワシントン条約(METI/経済産業省)

絶滅の恐れがある野生動植物の国際取引を規制する条約で、この条約に規定されている動植物の加工品も対象になります。

但し、個人が自分で使うためにお土産として持ち込む場合については一部特例として持ち込みが認められていて、そのためにはその動植物の学名が販売者等が提供する書類で確認できる必要があります。

特例について(輸出・輸入)(METI/経済産業省)

・化学物質・スプレー・引火性のあるもの(火薬、マッチ、ベンジン、シンナー等)

・偽ブランド品、公安風俗を害するもの


航空便に乗せられないもの

・リチウム電池

リチウム電池を搭載している電化製品は携行品または船便に乗せる必要があります。

免税範囲

免税範囲を超えて持ち込む場合は税金が課されます(一般的な海外旅行と一緒)。

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