新年が近くなると中華レストランの宣伝に必ず登場するのが「魚生(イーサン)」。
こちらで中華系の旦那さんと結婚されている友人が「魚生やろう!」と声をかけてくれたので、年明け前にフライングで食べてきました。
魚生とは広東料理の一つで、ウィキペディアによると、7色の食材を彩りよく盛り付けるので、正月7日目に七草粥のような感じに縁起を担いで食べるのだとか。
その由来はもともとの広東料理をマレーシア、シンガポールのレストランが正月料理に進化させたものだとか。
捞生 - 维基百科,自由的百科全书
なので、世界広しとは言え、この習慣はマレーシアとシンガポールの中華系のみが行うものというのが、なかなか面白い。
味はさておき、この料理は材料から食べ方まですべて縁起を担いでいます。
食べるときは運気が上がるように皆で食材を箸で高く持ち上げてワイワイお願い事を唱えます。
で、その後どうなるかというと、こんな感じ。
このダイナミックな感じが中華系らしい。
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昨日今日とKLに行っていましたが、帰りの空港のラウンジでも魚生が!
(皆食べ方わからず、皿の前で固まってました。(^-^; )
さすがにここで習わし通りに散らかしている人はいませんでしたが、旅行者や他民族の人たちも中華の文化を知る良い機会だなあと思いました。
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