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2020年2月24日

コロナウイルス対策 手洗いと消毒 具体的に

日々、どこを見てもコロナウィルスの話題で持ちきりです。
ダイヤモンドプリンセスの私的考察を考えているのですが、それよりも日本国内感染の状況が増えてきているので、先に個々の防衛についてまとめようと思います。



今の日本の状況


今、どんどん患者が各地から報告されてきています。

そして、その数は地域によって偏りがありますが、より早く中国に由来しないコロナウイルス感染疑いの患者さんを検査し始めた地域では陽性患者さんが多く発表されてきます。

もし、患者数を評価するなら、陽性陰性含めて検査総数、地域の人口との比率であらわさないと本当の状況は分かりません。

ただ、今発表されている患者さんたちは本当に氷山の一角で、市中には感染しても気づかないうちに(または軽症で)治っている人や、症状は無いけれどウイルスを持っている人はたくさんいて、外に出たらウイルスはすぐそばに居ると思った方が良いでしょう。


じゃあ、どうすればよいのか?
自分の身を自分の行動で守るしかありません。

① とにかく汚い手で顔を触らない


外出したら、手は常に汚れていると思ってください。
きれいなつもりでも、スマホを触り、お金を触り、お店で商品を触ったり、食事の時のテーブルに手をついたり。。。。あっという間に汚れます。

手にウイルスがついても傷さえなければそこから体内に取り込まれることはありませんが、粘膜は普通の皮膚よりも防御機構が弱いため、粘膜からは容易に侵入します。

今回のコロナウイルスは呼吸器に悪さをするので、鼻、口、眼(鼻とつながっている)の粘膜を通じて感染を引き起こします。

マスクは飛沫防止にはあまり役に立たない、と言われていますが、鼻や口をマスクで覆うことで、手で触らないでいられるという効果は期待できます。

手で触らない目的であれば、使い捨ての高級マスクでなくても十分です。
昔ながらのガーゼでも、おしゃれな布製でもお好きなものを、マメに洗いながらお使いください。

マスクを外し方にも工夫が必要と言われていますが、あまり気にせず、外したらすぐに手を洗えば、影響は少ないです。

また、食事の時のおしぼりで手を拭いた後に顔を拭いたり口を拭ったりするのも感染の原因になります。
食事の直前に手をきれいにして、食事の間はスマホは触らないくらいの注意は払った方が良いですね。

今回のコロナウイルスは便が感染を媒介するともいわれているので、トイレの後(特に外出先で)はハンドソープでしっかり手を洗い、ペーパータオルか自分のハンカチで水分をしっかりふき取ってください。

② 消毒と手洗い


すでにご存じと思いますが、コロナウイルスはエンベロープ(封筒の意味)というたんぱく質と脂の膜につつまれているので、身近なところではエタノールや界面活性剤(洗剤)が有効です。

また、煮沸、ハイター(次亜塩素酸ナトリウム)、イソジン(ポビドンヨード)も有効とされています(イソジンは着色してしまうのであまり日常的ではありません)。

「除菌」というのは医療で指す「消毒」よりも明確な定義は無いので、あまり過信せずに、有効だとわかっているものを使用すべきです。
(わからないものはお問い合わせいただければ可能な限り調べて回答いたします)

消毒用エタノールが無くても、食事をする前や目がかゆいとき、鼻をかむときに手洗いしてから目口鼻に触るようにすれば問題ありません。
(触った後は自分が感染しているかもしれない前提で、他者にうつさないよう、また手を洗いましょう)

次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)も有効ですが、皮膚の消毒には不向きなので、十分に希釈して環境の拭き掃除や洗濯に使うだけにとどめてください(換気も忘れずに)。

ウェットティッシュも良いですが、アルコール入りと書かれていても微量だったり開け閉めしているうちに揮発している可能性も高いので過信せずに。
界面活性剤入りのものも完全にふき取るのは無理だと思うのでこちらも過信せずに。

消毒液は噴霧するだけでは水玉模様に着地して液がついていないところは消毒されないので、布やペーパーに吹き付けて拭きとる方が効果的です。

ビニール手袋も良いですが、脱ぐときに汚れている面を触らないようにするのはコツがいるのと、手袋の中ではコロナ以外の菌が繁殖していて結局手洗いが必要になるので、有用なのは吐物や排せつ物の処理の時くらいかと思います。
(手袋を外したら、必ず手洗いしてください。)

③ 近くで感染者の発表があっても驚かない、自分の体調に正直になる


感染してから症状が出るまでに1週間程度のブランクがあるので、感染者の発表があってもその感染は1週間前に起こったもので今びっくりしても仕方がなくて、自分自身の体調をよく観察して、軽くても気になる症状があれば出かけない、これに尽きます。

今報告されている事例でも、ちょっと体調が悪いけど出勤した、熱があったけどインフルエンザじゃないから旅行に行った。。。。

聞くと「え~っ!」と思いますが、もし自分が同じ立場だったらどうですか?

このくらい大丈夫、今日は仕事が休めない、友達と約束した、飛行機もキャンセルできない、一生に一度の大事な日、と言って出かけませんか?

その行動が1週間後、周囲の人たちに影響を与えてしまうかもしれないのです。
皆が少しずつ周囲に気遣うことで、感染拡散を防ぐことになります。


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