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2019年1月30日

2019年1月1日~ 国際線の受託荷物の危険物規約変更

2019年1月から、国際線の荷物に入れられるスプレー類の量が制限されるようになったとのこと。

変更前のルールが見つけられなかったので、どこがどう変更になったかまで細かくお伝えできませんが、最新のルールについてまとめます。

参考:航空:航空機への危険物の持込みについて - 国土交通省
   機内持ち込み・お預かりに条件があるもの | ご旅行の準備 [国際線] | ANA





この記事を書こうとして調べていると、一部のサイトですべての化粧品が下記の1)の規制に該当するような書き方をされているのを見かけました。
量の規制があるのはあくまでも危険物に該当するもののみになるので、一般的なシャンプーや化粧水などは預け荷物に入れる場合には問題ありません。

1)スプレー缶(高圧ガス)、引火性液体の医薬品・化粧品類、その他スプレー缶

1本の容量は500mLまでで、総量1人あたり2LまでOK
ムース状、液状、気体などが出る缶に入ったスプレー類はすべて規制対象になります。
また、製油や香水、オーデコロン、マニキュア、除光液なども揮発性が高く規制対象です。
スプレー缶は偶発的に噴霧されないようにストッパーが必要です。


2)酒類

アルコール度数70%以上は不可
アルコール度数24%~70%のものは1人当たり5LまでOK(免税範囲を超えるものは課税されます)
アルコール度数24%以下は制限なし

3)揮発性(引火性)液体

不可
灯油やペンキ、有機溶剤、接着剤(引火点60℃以上)のもの

4)毒劇物、有毒なもの

不可
殺虫剤、農薬、漂白剤、カビ取り剤など

5)リチウム電池

・リチウム電池と言われているものは「リチウム金属電池」と「リチウムイオン電池」に大別され、金属電池はボタン電池や高電圧乾電池タイプのもので、イオン電池はモバイルバッテリーやカメラの充電池などが該当します。

Li-ionはリチウムイオン電池のこと

・リチウム金属電池は機械の中に入っているものは2gまで手荷物・預け荷物いずれもOK
予備のものは8g×2まで手荷物はOK、預け荷物は不可

・リチウムイオン電池は機械の中に入っているものは160whまで手荷物・預け荷物いずれもOK、予備のバッテリーは160wh×2まで手荷物はOK、預け荷物は不可
ちなみに、私の手元にあるモバイルバッテリーの表記は下の写真の通りで、容量は18.5Whです(一番下の行)。




6)マッチ、ライター

喫煙用(オイルタンク式を除く)のみ持ち込みでOK
没収となっても悔しくないものがおすすめです

7)ヘアアイロン

電池式(リチウムイオン電池)は不可(本体から電池を外せる場合はOK。電池を外して持って行く場合は持ち込みのみOK)

8)電子タバコ

持ち込みのみOK
ただし、機内では使用できません。

9)水銀体温計

預け荷物のみOK

10)鋭利なもの、それに類するもの

縫い針、安全ピン、編み棒は機内持ち込み、預け荷物いずれもOK
サムライアンブレラ(刀の柄のような持ち手の折りたたみ傘)、手裏剣型のグッズは持ち込み不可
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