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2015年8月27日

日本から猫を連れていく②渡航当日のながれ~マレーシア国内線乗り継ぎ

猫を入れるキャリーは猫が4つ足で立った時に上・前後ともに余裕があるサイズとされています。
 メーカーによってはしっかりしているけどその分重量があるものもあるため、重量で料金を徴収されるマレーシア航空ではキャリー選びはかなり重要です。



かといって、移動中にトラブルが発生しそうなものも怖いので、無難なところで一応IATA基準に合致したドギーマン(なぜかイタリア製)のキャリーにしました。

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  ドギーマン DOGGY EXPRESS M ブルー



  DOGGY EXPRESS Sサイズ 3004910

当日は予約の時間に空港検疫所の動物検疫を行う部署へ出向きます。
(飛行機の出発3時間が基本)
詳細な場所については予約のやりとりの最中に検疫所より案内していただけます。
ただ、普段空港を利用する際には行かないような隅っこの方にあったり、大々的に「動物検疫こちら」みたいなのは無いので、職員さんに確認しながら進んでいく必要があります。

また、同じ時間帯に複数の予約が入ることもあるようなので(私が早めに行って予約時間頃に終わって帰るころに次の方が来ていたので) 検疫予約時間も訪問時間も余裕をもって。

検査・手続き自体は書類を事前に送信済みなので、確認作業のみで時間のかかるものではありません。
提出した各種証明書や書類関係はすべて裏に印を入れて返却されます。
輸出許可証は正副(オリジナルとコピー)2通刻印を入れて発行されます。
オリジナルはKLの検疫所で回収され、コピーは猫の日本帰国の際に必要となるため、
マレーシア到着後、ずっと保管が必要です。


その後、通常のチェックインの列に並んで搭乗手続きと荷物&猫を預けることになります。
概算は電話で予約をした段階で教えていただけますが、マレーシア航空の場合、ペットの料金は荷物とは完全に別で、国際線料金として当日カウンターで1kg当り(キャリー・猫込)
正規料金(Yクラス料金)の1.5%徴収されます。
大きいペットだと下手すると人間より高い料金になるかも。。。。

複数いる場合はトータルの重量で計算され、5㎏以下は5㎏として計算されるそうです。
http://www.malaysiaairlines.com/jp/en/plan/baggage/carriage-domestic-pets.html
カウンターで書類一式をコピーするため一度スタッフに渡します。
(返してもらうのを忘れないように。)
領収書を発行してくれますので、これは到着までなくさずに。

ジョホールバルに乗り継ぐ場合、通常の荷物はジョホールまでスルーになりますが、
ジョホールの空港には輸入検疫を行う設備(と人)が無いため、ペットのみKL止まり、その他の荷物はジョホールまでスルーにしてもらいます。
(荷物もKLで受け取っても良いですが大変なので、お勧めしません)

ペットのKL→JBの国内線は別に必要で、日本出発時に払っても、KLのチェックインカウンターで払ってもOKですが、日本の予約センターの方のお話だと、日本で国際線+国内線を払った方が少しお得なんだそうです。

 KLの空港で支払う場合は支払カウンターが離れていて、行ったり来たりが面倒なので、日本で払っていった方が楽です。

チェックインの際、キャリーをテープで補強したりしてもらえないので、必要(不安)であれば接続部分が衝撃等ではずれないよう、補強をおすすめします。
(マレーシア航空のビニールテープはマレーシア製のようであまり粘着性がよろしくないので、2回目はテープを持参しました(;^ω^))

また、フライト中に水や餌の管理はしてもらえませんので、必要であれば水・エサ入れをセットしておく必要があります。(うちはお皿でないと水を飲んでくれないので、水の皿を手荷物に入れてKL到着時に与えました)

猫とはここでしばらくお別れ。
ペットはベルトコンベアでほかの荷物と一緒にX線通したりされないのでご安心を。

KLでは国内線乗継専用口ではなく、通常の入国口より入国します。
ペットも荷物と一緒に(先行して?)ベルトコンベアで流されてくるようです。
(到着時にいろいろあって確認できてません)

猫を受け取り、バゲージクレームの片隅にある動物検疫室(MAQIS)にて、日本で発行された輸出許可証、事前に取得しておいたマレーシアの輸入許可証を係員に提出し、検疫料金を支払います。

私はエージェントにお願いしていたので、バゲージクレームでエージェントの方と落ち合い、手続き・料金の支払いもまとめてやっていただきました。

KL止まりであればこれで無罪放免ですが、JB乗継の場合、国内線チェックインカウンター及びJBの空港の検疫施設で輸入許可された動物である旨示す必要があるため、関係書類のコピーをもらいます。

一応、ペットの国内線チェックイン締め切りは出発の2時間前とされています(HPのどこにもの案内されてないし、日本の予約センターでもそんなことは把握してませんが、KLの強気なカウンタースタッフは2時間前と言い切ってます。)ので、のんびりしてはいられません。 

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上階に上がり、国内線カウンターで搭乗券・日本でマレーシア国内線のペット料金を支払い済みであればその領収書を提示し、猫のチェックインを行います。

猫を連れてる旨書かれた書類を搭乗券にホチキス止めされます。
これは人間が搭乗する際にスタッフにもぎ取られます。

ペットを連れていく専門の(?)係りのおじさんがいるため、カウンターでその人を電話で呼び出して、実際におじさんが来てくれるまではしばらくカウンターで待たされます。

おじさんとともにエクストラバゲッジのX線スキャンのところに行ってチェック済みのシールを貼ってもらい、
猫とはここでまたお別れ。
おじさんが台車に載せて連れていきます。
(ここでもX線通したり、ベルトコンベアに載せたりしないのでご安心を)

人間は通常の国内線入口より搭乗口へ向かいます。

JBではほかの荷物に先んじてベルトコンベアより猫登場。
検疫スタッフに輸入許可証のコピーを見せるも、よくわかっていないらしく、係留が必要だとかぼそぼそと言われたけれど、KLで検疫してきているから、問題があるように思うなら、KLに問い合わせるよう強く言って通してもらいました。

空港からは空港タクシーに乗せてコンドへ。

その後も獣医さんに通うのによくタクシーを利用しますが、基本、猫はみんな大好きで、キャリーに入れていれば、一緒に乗ってもほとんど何も言われません。
(1度乗車拒否、1度座席ではなくトランクに入れるように言われた)

日本の家を出たのが朝の6時。
マレーシアのコンドに着いたのが夜の9時過ぎ。
1日がかりでしたが、猫さんたち大きく体調を崩すことなく、
早い猫で当日、臆病な猫でも2日くらいで新しい住まいにも慣れました。

広々としてエアコンの効いた部屋は猫たちにはとても快適なようです。
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