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2017年4月26日

サバ州鉄道&北ボルネオ鉄道

7年ほど前、コタキナバルに来た際には休止中だった鉄道が再開しているとのことで、調査。

半島マレーシアの鉄道と同じく、レール管理&ローカル庶民の足として運営されているサバ州鉄道と、このレールを借りて観光客向けのツアー列車を走らせている北ボルネオ鉄道が運行されています。

ちょうど、到着日が北ボルネオ鉄道の運行日で、飛行機が遅れなければ、外観位は見れそう、ということで、到着早々、タンジュンアル駅に直行。


改札も無いっぽいので、ホームに行って写真撮影。
薪で走る蒸気機関車で、車両も雰囲気があって素敵。





中ではお客さんに出す料理の準備に忙しそうです。
マレーシアのお菓子(クエ)ですかね?


北ボルネオ鉄道は現在、水曜と土曜の朝のみ運行で朝・昼食付きでRM400弱くらい。


Tanjung Aru駅の以前の雰囲気のある駅舎は解体され、少し離れたところに現代的な駅舎が建てられています。


2階に上がると、遠くに解体した旧駅舎とプラットホームが見えます。





今回は北ボルネオ鉄道はスケジュール的に厳しかったので断念し、庶民の足、サバ州立鉄道に乗ってみよう!
ということで、お昼過ぎにTanjung Aruから街中のSembulanまでの1駅乗ろうと思っていたのですが、窓口で切符を買おうと思ったら、この列車はTanjung Aru止まりで、その先には行かないとのこと!(時刻表直そうよ~~)

この日は天気も悪く、反対方向行きの列車の情報収集も出来てないので(行ったはいいけど帰れないとかは避けたい)、一旦退却。
翌日出直しました。

しかし、このTanjung Aru駅、再開発してすごい立派な駅になっているのですが、まだ開発途上で駅前までの道路がGoogleマップに反映されておらず、GrabでもUberでも運転手さんがたどり着けない確率50%。
駅の場所から大分上流の位置で側道に入らないといけないのですが、地元の人もあまり液を利用することは無いようで、認知されていませんので、ご注意ください。

調べると、1日1往復日本からやってきた中古車両が走っているとのことで時間も良いのでそれにのってみようということになりました。
名鉄で特急北アルプスとして運行され、その後会津鉄道に売却、そしてさらにここマレーシアはサバ州までやってきた車両なのだそう。

こちらのサイトを参考にさせていただきました。

車両自体は1両編成です。
1日1往復なので、基本、Tanjung Aru駅に留め置かれています。


チケットは出発の30分前くらいから開始。


1区間(快速)Tanjung Aru~PaparまででRM5.65です。
結構固め用紙でできた立派な切符です。

この日は日曜日で、ちょっとした鉄道旅を楽しみに来ている地元の家族連れや若者グループがわりといました。

運よく一番前の見晴らしの良い席をgetできました。
景色が海~マングローブ林、ヤシの木などなど移り変わっていくので、1時間弱の乗車も飽きずに景色が楽しめます。





緑の屋根の小屋は踏切を手動でコントロールする作業小屋なんだそう。


トンネルもあります。


トンネルを抜けるとまた鮮やかな緑。


あっという間にPapar駅に到着。
時刻表ではこの列車は快速で、Tanjung Aruの次は途中駅いくつか飛ばしてPaparとなっているのですが、途中の駅もしっかりとまり、完全に各駅停車です。
1両編成でパワーもあるのでしょう、各駅停車にしてもほぼ時刻表通りの定刻運行になっています。


Papar駅は小さな駅で、以前乗ったジョホールのKulai駅と雰囲気がよく似ています。


小さな街ですが、少し歩くとパサ(市場)があり、そこから場外へたくさんお店が出ていて、それなりに活気がありました。
我々はマレーシアの物産になれているので、目新しいものはありませんでしたが、観光で日本から来られたら、マレーシアの日常が垣間見れるのではないかと思います。

駅員さんに復路の時間を聞くと、大体16時くらい、とのことなので、それに合わせて駅に戻り、Tanjung Aruへ。

帰りはさすがに前の席は空いていませんでしたが、車両の窓がとても大きいので、普通の席でも景色は十分楽しめます。


しかし、この日本からの特急車両、サバ州立鉄道のFacebookを見ると、結構な確率で運休しています。
(しかも当日発表)
もし、この車両乗車目的で来られる方は、少し日程に余裕を持ってこられた方がよさそうです。
Jabatan Keretapi Negeri Sabah - Facebookホーム

※2017年11月:現在、この列車の運行は停止されていて、どうしても!と言う方は旅行会社を通じて貸し切り運行は可能のようです。
関連記事:またまたコタキナバル旅 | JOHOR LIFE ~ジョホール ライフ~

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そして、当初予定していたコタキナバル市内にあるSembulan駅。
何だか、気になるので、Uber使って見に行ってみました。
しかし、こちらの駅も地元でもあまり知名度が無いらしく、若干迷いながら到着。
運行されていない時間帯は駅の入口も閉鎖されており、金網越しに写真だけ撮影。
街中の小さな公園のような敷地にひっそりと、遊園地の鉄道駅といった風貌でたたずんでいます。




おまけ
マレーシア人はとっても猫好きで、車両にもともと貼られていた会津鉄道の故駅長猫のポスターが貼られたままになっています。


Papar駅にも駅長猫(勝手に任命)が居て、おばちゃんに足で撫でられてくつろいでいました。



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